切れ毛に悩む全ての人へ!4つの原因と3つの予防法を伝授!!!

「枝毛」と共に、代表的な髪のダメージとして「切れ毛」もよく聞きますが、「切れ毛」とはどんな状態でしょうか?今回は、切れ毛の原因やシャンプー、髪の乾かし方など切れ毛の予防の仕方を詳しく解説していきます!ぜひ、参考にしてみてくださいね。

|切れ毛ってどんな状態?

『切れ毛』は髪のどんな状態のことか知っていますか?髪の毛は三層構造になっていて、一番内側に毛髄質(メデュラ)という髪の中心になる組織、その外側に毛皮質(コルテックス)という髪の90%を占める組織、そして一番外側に髪を保護する役割を持つ毛小皮(キューティクル)という組織があります。キューティクルは平べったい細胞がうろこ状にコルテックスの表面を被い、髪の毛の内部を保護しています。このキューティクルがダメージを受けて壊れると、髪の毛の内部のタンパク質を主とする髪の毛の栄養分や水分が流れ出やすくなります。髪にダメージが蓄積した結果、髪の外部と内部両者の強度が落ちて弱々しく断裂しやすい状態になります。すなわち、成分・水分が抜け出してスカスカになってしまった髪は、摩擦や引っ張られる力に耐えられず、髪の毛が途中でプチッと切れやすくなってしまった状態が「切れ毛」です。

|なぜ切れ毛になってしまうの?

見つけてしまうと気になる切れ毛。そもそも切れ毛はなぜできるのでしょうか?
切れ毛ができる原因4つについて詳しく解説していきます。

原因①ブラッシングなどの摩擦

絡まった髪を無理やりとかしたり、洗髪後にタオルで強く拭いたりなど、髪への摩擦による刺激はキューティクルが壊れる原因になり、切れ毛ができやすくなってしまいます。髪が濡れたままの状態でのブラッシングも要注意。濡れている髪は乾いているときよりもやわらかいため、少ない力でキューティクルが剥がれやすい状態になっています。シャンプー中に髪が擦れる摩擦や、ヘアアイロンを使用する時に擦れる摩擦も、髪にダメージを与えます。

原因②熱によるダメージ

髪の成分のほとんどがタンパク質でできているため、髪の毛に熱を与えすぎると固まってしまい外力に対して弱い髪となり、切れ毛に繋がってしまいます。キューティクルは熱に弱い性質を持っているので、ドライヤーやヘアアイロンの使い方にも注意!髪がヤケド状態になり強いダメージを受けることがあり得ます。毎日長い時間をかけてヘアアイロンを使っているという方は、設定温度を低めにする、なるべく強くこすらない、引っ張らないようにするなど、一度スタイリング方法を見直してみた方が良いかもしれません。

原因③パーマやカラーリングによる影響

パーマやカラーリングの薬剤を使用すると、髪の内部の成分が分解されて髪を洗ったときなどに流れ出やすくなり、切れ毛ができやすくなってしまいます。特にブリーチはメラニン色素を落とす強い薬剤を使用するため、髪へのダメージも大きい施術です。ヘアトレンドに欠かせないパーマやカラーリングですが、短期間で繰り返すと髪がダメージを受けやすくなるので気をつけてくださいね。

原因④髪の栄養不足

髪の主成分はタンパク質です。食事の栄養が偏っていたり、過度なダイエットでタンパク質が不足すると、パサついたり切れ毛や抜け毛が増えたりと髪にも影響が出てきます。また、ストレスや運動不足による血行不良も、髪の栄養不足の原因に。血流が悪くなると、頭皮までしっかりと栄養を届けることができなくなってしまいます。

|切れ毛の予防方法

切れ毛を予防するには、具体的に何をしたら良いのでしょうか?切れ毛の原因になりやすい条件を交えながら、切れ毛の予防に役立つ3つの予防方法をご紹介していきます。

予防方法①濡れたまま放置しない

濡れているときの髪は、乾いているときよりもキューティクルが壊れやすい状態になっています。髪を洗った後そのままにしている人は要注意!そのまま寝ると、枕やシーツの摩擦でキューティクルが剥がれて髪が傷んでしまいます。しっかりと髪を乾かしてから寝るようにしてくださいね。半乾きでも髪のダメージは生じるので、完全に乾かしましょう。ちなみに、濡れた髪の毛は周囲の臭いを吸着・凝集させて、頭皮の不快な原因にもなってしまいます。

予防方法②パーマやカラーリングの周期の見直し

パーマやカラーリング、ブリーチなどに使われる薬剤は、髪にダメージを与えます。とはいえ長い期間カラーリングをしないと、根本の毛色が気になりますよね。そんなときは新しく生えてきた部分(毛の根元)だけを染めるリタッチがおすすめ。リタッチと全体を染めるカラーリングを交互に行うことで、髪へのダメージを軽減することができます

予防方法③紫外線対策

髪は強い紫外線を浴びると傷みやすくなり、切れ毛の原因に。さらにメラニンが分解されるため髪の色も抜けやすくなってしまいます。皮膚の日焼け止めは意識して行うけれど、髪の毛は忘れがちですよね。UVスプレーや帽子・日傘などを上手に活用して、髪も紫外線から守ってあげましょう

【薄毛予防対策】頭皮と髪に悪影響を及ぼす生活習慣12選 | ATELIER CARINO(アトリエカリーノ) (atelier-carino.com)

切れ毛に悩む全ての人へ!4つの原因と3つの予防法を伝授!!!

|まとめ

いかがでしたか?今回は、切れ毛の原因と予防法を詳しく解説しました!髪が傷んでいるとヘアスタイルも決まらず、気分も上がりませんよね。こに記事を参考にして、正しいヘアケアと切れ毛対策アイテムなどをを取り入れて、健康的で美しい頭皮と髪を手に入れましょう!

もし切れ毛が気になる場合は、お出かけ前に使えるスタイリング剤があります。合わせてチェックしてみてください。

https://carino.tokyo/uncategorized/2022/01/20/2093/




ami

投稿者の過去記事

普段は美容師としてサロンで働く傍ら、美容ライターとして活躍中。自身のライフスタイルや経験を活かしながら『働きながらも綺麗でいるため』に美容やファッションに関する情報を発信していきます。

ピックアップ記事

  1. このコンテンツはパスワードで保護されています。閲覧するには以下にパスワードを入力してください。…
  2. https://youtu.be/vaUOd3jXr5Q4月のプレゼント企画のお知らせ…
  3. コーラルピンクなどの柔らかい色味を使ったメイクは、初心者の方も挑戦しやすいメイクだと思いま…
  4. 今回は私が大好きなSHIROのおすすめ商品を紹介します。様々な香水を試した方にも、フレグラ…
  5. こんにちは!最近やっと暖かさが見える日がやってきましたね。そろそろ春も近いんじゃないでしょ…
PAGE TOP