映画ヘアメイク分析【シンデレラ】シーン別ヘアメイクや衣装の特徴解説!

時代背景やストーリー、人物自身の性格など、さまざまな意図が込められ作られている映画ヘアメイク。本記事では、ディズニーの名作アニメを実写映画化した「シンデレラ」のファッション、ヘアメイクを分析していきます。

コンテンツ

<主な登場人物>

エラ/シンデレラ:リリー・ジェームズ
トレメイン婦人:ケイト・ブランシェット
アナスタシア・トレメイン:ホリデイ・グレインジャー
ドリゼラ・トレメイン:ソフィー・マクシェラ

シーン1. 変身前

最初は継母にいじめられながらもお家を守る、健気なシーンでのヘアアレンジです。

【ヘア】
忙しく働くエラは、ゆるーいカールにルーズな編み込みハーフアップ。ちょとねじっただけのサイドの編み込みがポイントです!ドレスに合わせたブルーのお花もポイントになってます。2枚目の画像はヘアバンドを使っています!

【メイク】
全体的にマットな仕上がりで、眉が特徴的なメイク!チークとリップもほんのりピンクでのせて、どこか儚くて可愛らしい雰囲気を出しています!

【衣装】
水色とピンクで清楚な可愛らしいイメージを表現。ですが、最初のシーンでは決してとてもいい暮らしをしていた訳ではなかったので、どこか貧相で、けれど貧相過ぎず、、そんな感じの衣装に感じました。

シーン2. 変身後

次はフェアリー・ゴッドマザーの魔法に掛けられてドレスアップした後舞踏会に行くシーンです。

【ヘア】
前髪なしで、サイドへ流すようにハーフアップ!

あとは、強い縦カールの巻き髪!!ここが1番のポイントです!ボリュームを出し、ゴージャスな感じに仕上げます!

【メイク】
これもまた眉毛が特徴的なメイクですが、前のシーンとは違ってマットではなく、リップやアイシャドウにドレスと合う光沢感が出ています!画像だと見にくいのですが、映像だとアイシャドウがかなりキラキラしていて素敵です!

【衣装】
裾からちらりと見えるフリルが優雅に揺れて見えるのが最大のポイント。

変身前は可愛らしい雰囲気でしたが、変身後は舞踏会にあったゴージャスな雰囲気になっている気がしました。

シーン3. 結婚式

最後は、王子様と結れてウェディングドレスを着て幸せな結婚式をするシーン。

【ヘア】
髪型は前髪もアップにしたオールバックのお団子ヘア。頭の上の位置でシンプルにお団子しているのが特徴です!

【メイク】
最後のシーンは1番メイクが華やかで濃いめだった気がします!白のドレスに映える赤系のリップが印象的です!

【衣装】
お花柄の刺繍が入ったドレスは、派手なブルーのドレスとは対照的にシンプルなデザイン。ボリュームドレスではなく、シンプルでシルエットの美しさと素材感を重視したデザインに至ったのは「シンデレラにピュアで謙虚でい続けて欲しい」と言う製作者の願いを込めたからだそうです。

シンデレラ以外のヘアメイクと衣装

シンデレラと一緒に住んでいた、トレメイン婦人とアナスタシア、ドリゼラの3人のヘアメイクや衣装も見てみましょう!

メイクもヘアも衣装も全て、1940年代の特徴的なファッションになってます!

【ヘア】
40年代の髪はソフトウェーブやカールなどのエレガントなヘアスタイルが特徴です!

【メイク】
メイクアップは、鮮やかな赤いリップと大胆なアイライナーが特徴でした。それ以外でも、役柄に合わせて、強めに見えるメイクもされてるなと感じました。

【衣装】
40年代の特徴である、くびれたウエスト、長くてフワッと広がるプリーツスカートは、数字の8のような見た目から「8ライン」とも呼ばれており、動きやすくもエレガントで女性らしいデザインとなってます!

あとは役柄によってその人のイメージの色も決まっていますね!

皆さんも注目してみて◎

いかがでしたでしょうか?♡

みんなが一度は憧れるシンデレラ!メイクやヘアの特徴を活かせば、シンデレラになりきることだってできますね!

よく分析してみると、時代背景やストーリー、人物自身の性格など、ヘアメイクやファッションを通じて読み取ることができます。皆さんもぜひ注目しながら作品を見てみてください◎

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