
時代背景やストーリー、人物自身の性格など、さまざまな意図が込められ作られている映画ヘアメイク。本記事では、1980年代のインディアナ州の架空の町”ホーキンス”が舞台とされている「ストレンジャー・シングス」のファッション、ヘアメイクを分析していきます。
コンテンツ
映画『ストレンジャー・シングス』概要
・時代設定:1980年代
・ジャンル:ポップカルチャー。アメリカのSFテレビドラマシリーズ。
・舞台:アメリカ インディアナ州の架空の町ホーキンス
⚪︎1980年代の色鮮やかなファッション









アメリカ東部のアイビー・リーグの在校生や卒業生が好んだファッションで、ジャケット、ボタンダウンシャツ、チノパンなどが定番のスタイルでした。
この頃、ファッションを楽しむ人が増え、世の中の明るいムードを反映し、派手なカラーや個性的なデザインなど。目を引くアイテムが多いのが80年代ファッションの魅力です。
⚪︎ヘアメイク
登場人物のヘアメイクの特徴について、それぞれ分析していきます。
主人公:イレブン(エル) / ミリー・ボビー・ブラウン


年齢と共に、ヘアカラーは明るく、スタイルは、フワッとしたラフなパーマスタイルへと変化。
マイク・ウィーラー / フィン・ウルフハード



毛流れや質感が特徴的。前髪は基本的にぱっつん前髪です。少しボリュームのあるスタイル。
ウィル・バイヤーズ / ノア・シュナップ



重めのマッシュルームヘアが特徴的。ビートルカットに近いスタイル。前髪の長さは、基本的にオン眉。
ダスティン•ヘンダーソン / ゲイテン・マタラッツォ



トイプードルヘアが特徴的。帽子がチャームポイントです。作品では、襟足が短いスタイルはありません。
ルーカス・シンクレア / ケイレブ・マクラフリン



小さい時は丸みのあるヘアスタイルでしたが、大きくなるにつれボックスヘアに。髪の毛の色は、変わらずブラックで統一されています。
マックス・メイフィールド / セイディー・シンク



オレンジがかった、髪の毛の色が特徴的。ファッションによっても、ヘアスタイルを変えています。
皆さんも注目してみて◎
『ストレンジャー・シングス』のヘアメイク・ファッションでは、子供特有のそれぞれの性格がわかりやすいように表現されていたり、子供から大人になるにつれてのそれぞれの変化が反映されていたりなど、1980年代のトレンドを取り入れながら様々な表現がされていました。
時代背景やストーリー、人物自身の性格など、ヘアメイクやファッションを通じて読み取ることができます。
皆さんもぜひ注目しながら作品を見てみてください◎