映画ヘアメイク分析【マトリックス(The Matrix)】史上最高のSF映画のヒロインはどう表現されている?

時代背景やストーリー、人物自身の性格など、さまざまな意図が込められ作られている映画ヘアメイク。本記事では、史上最高のSF映画のひとつ、1999年に公開された「マトリックス(The Matrix)」のファッション、ヘアメイクを分析していきます。

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ピックアップ人物:トリニティー

引用

今回ピックアップしたのは、本作のヒロイン「トリニティー」です。

ネブカデネザル号の副船長。黒髪のショートカットの美女で本作のヒロイン。かつては国税局のコンピュータに侵入した凄腕ハッカーだったが、モーフィアスと出会って仮想世界の真実を知り、共に戦う。ネオの案内役として現実世界へと導き、以前から彼に好意を持っていた。サイファーからの好意は無視し、サイファーが反乱を起こした時に殺されかけるがタンクに救われる。モーフィアスが捕縛された時にネオと共にビルに侵入し、エージェントと戦い救出する。ネオがスミスに殺された時、自身の愛でネオを蘇生させる。ネオには直接出会うまで男だと思われていた。

Wikipediaマトリックスの登場人物一覧

○ファッションのポイント

オールブラックで構成され、レザーやビニール素材を多用することで光沢感あるクールな印象のファッションになっています。サングラスで目元が隠れていることで感情を読み取りづらく、クールの中にミステリアスさが加わり、本作の舞台である仮想空間という世界観にもマッチしています。

○ヘアのポイント

髪の色もファッション同様暗いトーンになっていて、またぴっちりと頭に沿わせたスタイリングになっていることによってかっこいい、仕事のできる雰囲気を演出しています。誤魔化しの効かない、シンプルな面で魅せるスタイルなのでキャリー・アン・モスの美しい頭の形や知的で立体感のある顔立ちが引き立ちます。

○メイクのポイント

全体的にメイクはかなりナチュラルで、使うカラーも肌に馴染むものが多い印象ですが、意志の強さを感じさせる眉はしっかりと描かれています。また、キャリー・アン・モスの頬骨の高さやお顔の重心の高さからくる知的な印象をローライトやハイライトを駆使する事でさらに魅力的に魅せています。

皆さんも注目してみて◎

時代背景やストーリー、人物自身の性格など、ヘアメイクやファッションを通じて読み取ることができます。皆さんもぜひ注目しながら作品を見てみてください◎

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