
時代背景やストーリー、人物自身の性格など、さまざまな意図が込められ作られている映画ヘアメイク。本記事では、90年代のティーンエイジャーのライフスタイルを活き活きと描き出した青春コメディ「クルーレス(Clueless)」のファッション、ヘアメイクを分析していきます。
コンテンツ
ピックアップ人物:シェール
今回ピックアップしたのは、本作の主人公「シェール」です。
シェール
Wikipediaより
演 – アリシア・シルヴァーストーン
ファッション、エステ、デート、パーティに興味を持つ女子高生。家は裕福で弁護士の父と二人暮らし。母親は幼いころに脂肪吸引の手術で亡くなっている。他人をプロデュースすることを考え、実行するが色々な体験から「自分が輝いていなかった」と悟り、自分磨きをするようになった。
<作品全体を通したファッションのポイント>




90年代ファッションで女の子のバイブルとも言える色鮮やかでド派手なスタイルがキュートで可愛いです。全体的にチェック柄が入っているのが特徴的。上はジャケット+シャツで締め、下はミニスカート+長めの靴下を履いていて、可愛さもありつつジャケットの肩パッドでかっこよさもあるファッションだと思います。
<作品全体を通したヘアのポイント>




ヘアーは、あんまり巻かずにワンカールくらいでシンプルにおろすスタイルが多く見られました。
結ぶ時は、ラフにポニーテールでまとめて、後毛を出す感じです。アクセントにベレー帽やカチューシャなどを付けていて、そこが凄くオシャレです。
<作品全体を通したメイクのポイント>


メイクは、リップとチークがピンク系の色味を使っていて、チークはノーズにも少し入れて、ほてってる感じに仕上げていました。
アイメイクは、目のきわをしっかりしめていて、アイシャドウはナチュラルに、肌馴染みの良い、艶っぽいブラウン系だと思いました。
アイブローはシャープにキリッとやや細めの長さは、長めに書いてるイメージでした。
可愛さの中に、しっかり意識がある感じのメイクスタイルだと感じました。
皆さんも注目してみて◎
時代背景やストーリー、人物自身の性格など、ヘアメイクやファッションを通じて読み取ることができます。皆さんもぜひ注目しながら作品を見てみてください◎