
時代背景やストーリー、人物自身の性格など、さまざまな意図が込められ作られている映画ヘアメイク。この記事では、映画『プラダを着た悪魔』の登場人物3人のヘアメイクファッションの分析をしていきます。編集長ミランダをアカデミー賞女優のメリル・ストリープ、主人公アンドレアをアン・ハサウェイが熱演。舞台はニューヨークで恋に仕事に奮闘する主人公が描かれている映画です。
あらすじ
ジャーナリスト志望をしていたアンドレア・サックス。オハイオからニューヨークにでてきた。なぜか幸運にも世界中の何百万人ともいえる女性の憧れとする仕事、ファッション雑誌『RANWY』の編集部・編集長でファッション業界に絶大な影響力を誇る、ミランダ・プリーストリーの第2アシスタントとなった。
だが、ミランダは仕事の用事だけでなく、自身の私生活や、自分の身の回りの世話までもをアシスタントに押し付けるなどの横暴を発揮する最悪の上司であり、今までに何人もがこの仕事を辞めていたのであった。
ファッションには何の興味もなかった彼女であるが、本来の目的である「文芸誌での仕事」への足がかりとして、彼女の悪魔のような要求に耐え、成長していく。その中でアンディは、ファッションとアシスタントの仕事の面白さに目覚めていく。
コンテンツ
登場人物1 アンドレア・サックス(アン・ハサウェイ)
ジャーナリストを目指してオハイオからニューヨークへ出て来た。家賃稼ぎとキャリアのためと割り切って、全く興味のないファッション誌の編集部で、編集長のアシスタントとして働き始める。文才はあるがファッションセンスはゼロ。通称アンディ。
アンドレアサックス ヘアメイク・衣装
RANWY入社時


ヘアメイク
メイクはすっぴんに近い薄いメイクでチークと少しリップが付いていてアイラインは横長に引いた感じになって自然な感じになっている。ヘアはいかにも髪の毛をとかしていないような起きてすぐ出社したラフな感じを表されている。
衣装
ニットのトップを着ることでカジュアルコーデでお手頃値段ぽい服装である。全体的にヘアメイクとファッションで見るともさっとした感じを見受けられる。
心を入れ替えた後


ヘアメイク
メイクについては、アイシャドウはブラウンで黒のライナーなどで目を囲っている。目が縦長に見える書き方になっている。眼力がでた。リップは服装によっては真っ赤のリップをつけていた時もあった。ゴージャス感が出ている。それらが「仕事ができる心の通っている強い女性」を表している。ヘアでは、ストレートやまとまりのある髪型になりスッキリ清潔感が分かるスタイルになった。
衣装
コートやジャケットを着たり肩パットの入った服を着ているのできちっとした印象に見せていてヒールを履くことで女性らしい色気のある雰囲気もだされている。
登場人物2 ミランダ・プリーストリー(メリル・ストリープ)
世界で最も有名なファッション誌「ランウェイ アメリカ版」のカリスマ編集長。ファッション業界での彼女の影響力は絶大で、世界中で何百万人もの女性が彼女の地位に憧れている。仕事はできるが無理難題をふっかける鬼上司で敵は多い。双子の娘がいる。結婚しているが、現在の夫は双子の実の父親ではない。
ミランダ・プリーストリー ヘアメイク・衣装


ヘアメイク
目のくぼみや頬のコケ感が分かりやすくなり、凹凸がはっきりしている。骨格を意識したメイクなのではないかと考えた。アイシャド―自体がアイホールに、ラインとして入っているので「やり手の鬼のような上司ミランダ」を表しているのではないかと思った。
ヘアはしっかりブローとセットがされておりきちっとした印象を与えている。
衣装
ファーを使ったジャケットが多くゴージャス感がわかる。そしてジャケットだとしても肩パットが入っているものが多いのできっちりとした印象を持たせている。
登場人物3 エミリー(エミリー・ブランド)
ミランダの第一アシスタント。ファッション業界に憧れ、ミランダのアシスタントとしてパリ・コレに同行させてもらえることだけを心の支えに過酷な仕事に耐えている。
エミリー ヘアメイク・衣装

ヘアメイク
メイクでは緑や紫のアイシャドウを使っていることが多く緑は爽やかさ紫では上品で大人っぽく見せているのではないかと思った。全体的に外上がりにメイクされているので強い印象やかっこいい印象も見せていると思った。
ヘアでは基本的にモードな感じが多くかっこいい印象を与えていると思った。
衣装
全体的にスタイリッシュな服装が多く、色も暗いのが多かったなのでクールで強い印象を与えているのでは無いかと思った。
まとめ
『プラダを着た悪魔』を視聴してみて、改めて2000代のファッションの流行りや人物の性格や立場、自信などからヘアメイクも変わってくるということがわかり、新たな発見がありさらに面白かったです。
アンディのナイジェルに言葉を貰ってから心を入れ替えて服装が一気にオシャレになるところが見ていてワクワクしてきました。

















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