
時代背景やストーリー、人物自身の性格など、さまざまな意図が込められ作られている映画ヘアメイク。本記事では、あの「プラダを来た悪魔」のアン・ハサウェイがニューヨークのファッションサイトの社長になった「マイ・インターン」のファッション、ヘアメイクを分析していきます。
コンテンツ
あらすじ

ニューヨークのファッション業界を舞台に、オンラインサイトのCEOとして働くキャリアウーマン(ジュールズ)が、40歳年上のアシスタント(ベン)との出会いを機に成長していく姿を描くヒューマンドラマ。
・ベン・ウィティカー(ロバート・デ・ニーロ)

ジュールズのネット通販会社に、シニアインターンとして入社し、ジュールズ直属のインターンとして働くことになる。どんな人にも親切で真面目な性格。
『ファッションのポイント』

仕事のシーンが多く基本的にスーツでした。70歳で優しい落ち着いた人柄なのであまり派手な色はなく、紺色や灰色など寒色が多かったです。
40年以上会社勤めだったからか仕事ではスーツが落ち着くと言っていて、家にもウォークインクローゼットがあるくらいスーツにこだわりがありそうです。
シンプルなメガネをかけているところもベンの真面目な印象を与えていると感じました。
『ヘアのポイント』

仕事の時はセットされてましたが、ジェルやワックスの質感があまり出てなく柔らかい雰囲気が残されていました。
『メイクのポイント』
眉毛は整えすぎてなく自然で、髭はいつも剃ってあり清潔的な印象でした。
・ジュールズ・オースティン(アン・ハサウェイ)

服を試着してコメントしたブログが人気となり、女性向けファッションのネット通販サイトを立ち上げ、わずか1年半ほどで会社の規模を拡大させた女社長。仕事熱心で忙しい日々を送っている。
『ファッションのポイント』

ファッションサイトの社長なので、大人可愛いオフィスカジュアルなファッションでした。色で遊びながら社長らしくピシッとかっこよくまとめたファッションがジュールズの仕事熱心な性格とマッチしていました。

アクセサリーはゴールドでまとめられていて靴はパンプスなどヒールが多く女性らしく品の良さが感じられました。


真剣にベンと話すシーンなどでは暗めの服で落ち着いた印象をうけました。
『ヘアのポイント』


髪の長さは鎖骨くらいで自然に肩についてはねていたり、少し緩めに巻いてある事が多かったです。
『メイクのポイント』
全体を通してあまり変化はなくナチュラルなメイクです。ジュールズはしっかりした女性社長なのでキリッとしたアーチ眉で少しマットな肌に青みピンクのリップでした。
・ベッキー(クリスティーナ・シェラー)

ジュールズの秘書。経営学を修めていて1日14時間も働いているが、ジュールズに認めてもらえないことに心を痛めている。
『ファッションのポイント』


カラフルなラフな服が多く明るく天真爛漫な人柄が感じられました。
『ヘアのポイント』
基本的に髪を束ねていて、癖があるのかカール感がありました。前髪がオン眉の時があり少しお茶目な印象がありました。
『メイクのポイント』
自然で丸く入ったチークがかわいらしい印象でした。
まとめ
改めて分析してみるとファッションやヘアメイクで人の印象はすごく変わり、登場人物の人柄や心情などより深く感じる事ができました。

















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