時代背景やストーリー、人物自身の性格など、さまざまな意図が込められ作られている映画ヘアメイク。本記事では、2013年に公開されたアメリカの恋愛・ドラマ映画「華麗なるギャツビー」のファッション、ヘアメイクを分析していきます。
コンテンツ
【華麗なるギャツビー】登場人物
主人公:ジェイ・ギャツビー(レオナルド・ディカプリオ)
ニック・キャラウェイ(トビー・マグワイア)
デイジー・ブキャナン(キャリー・マリガン)
トム・ブキャナン(ジョエル・エドガートン)
ジョーダン・ベイカー(エリザベス・テビッキ)
マートル・ウィルソン(アイラ・フィッシャー)
<作品全体を通したファッションのポイント>
衣装はピンクは水色などパステル系のアイテムが多い。基本的にはスーツスタイルで富裕層のイメージ。
また、パーティのシーンが多い為か女性の衣装はドレスが多く、とても豪華。
また、パーティのシーンが多い為か女性の衣装はドレスが多く、とても豪華。
衣装もPRADAやMIUMIU、ブルックスブラザーズなど有名ブランドのものばかりで、アクセサリーもティファニーと高級なものばかり。
<作品全体を通したヘアのポイント>
男性はきっちりした七三分け。
女性はショートカットでタイトめなヘアが多い。
主な登場人物の中でもマートル・ウィルソンというキャラクターは富裕層とは違い、車の整備士の妻。ショートカットではなく、パーマヘアが印象的。
ヘアアイテムもクロシェ帽や、ヘッドギア、ヘッドピースなども使われていた。また、シルクやサテンの生地のスカーフを巻いていたりしていた。
<作品全体を通したメイクのポイント>
女性は濃いめの色(ブラック系やブルー系)でアイシャドウが乗っていて奥行き感がある。
デイジー・ブキャナンは男性からモテていて、アイドルような存在の人物で、天真爛漫な女性。
キャラに合うように可愛らしいメイクになっている。リップは艶があり、自然なピンク色が付けられている。眉毛は眉尻が下がっていて、アーチ型をしている。
全体的に血色感があり、温かみのあるメイク。
ジョーダン・ベイカーはデイジーの友人で有名プロゴルファー。デイジーと比べると大人っぽい印象のキャラクター。
女性でも綺麗めな目元もキリッとした雰囲気のメイクで、リップの色もさっきの艶感とは違ってマット系のダークな色味が使われている。眉の形もアーチではなく水平眉。
メイクの印象も大人っぽく、可愛らしいというより美しい印象。
皆さんも注目してみて◎
時代背景やストーリー、人物自身の性格など、ヘアメイクやファッションを通じて読み取ることができます。皆さんもぜひ注目しながら作品を見てみてください◎