時代背景やストーリー、人物自身の性格など、さまざまな意図が込められ作られている映画ヘアメイク。本記事では、2020年にNetflixオリジナル作品として全世界へ配信されたアメリカのテレビドラマシリーズ「エミリー、パリへ行く」のファッション、ヘアメイクを分析していきます。
コンテンツ
主人公エミリーのヘアメイク・ファッションを読み解く
「エミリー、パリへ行く」あらすじ
Wikipediaより
シカゴで働いていたエミリー・クーパーは、パリのマーケティング会社で職を手に入れ、夢の海外生活を開始する。しかし、アメリカとフランスの2つの文化の違いに悩み成長していく。
今回ピックアップしたのは、本作の主人公「エミリー・クーパー」です。シカゴからパリに移住したエミリーの、作品全体を通したヘアメイクやファッションの特徴を見ていきましょう。
<作品全体を通したファッションのポイント>
パリらしいファッションで、全体的に色物を使った華やかで遊び心が演出されたワクワクドキドキするスタイリングでした✨️
ファッションポイント【柄×柄】
全体をきれいにまとめすぎないで、ほどほどにバランスを崩すスタイリング。異なるモチーフ同士を、組み合わせた“柄ミックス”で、チグハグだけどオシャレなファッション。
ファッションポイント【スポーティー×レース】
花の刺繍がフェミニンなブラウスに、スポーティなメッシュトップスを組み合わせたファッション。
ファッションポイント【雨の日コーデ】
上のカラフルレトロな柄ニット×シルバーピアスで長靴でもオシャレに着こなすファッション。
ファッションポイント【ワントーンコーデ】
同系色でまとめて統一感のあるファッション。
<作品全体を通したヘアのポイント>
全体的にフェーブ巻きが多いヘアスタイルですが、オールバックでのポニーテールやゆるっとシニヨン、ミックス巻きなど様々なヘアスタイルがシーン別にありました!
ヘアスタイル【ponytail】
ヘアスタイル【wavehair】
ヘアスタイル【mixed rolls hair】
<作品全体を通したメイクのポイント>
メイクは全体的に眉毛や目元がハッキリしていました!リップも衣装に合わせたものが多かったです✨️
メイク【coolmake】
眉山から眉尻にかけて細く角度がついた眉毛にアイライン長めの切れ長なアイメイクで、肌なじみのいいリップで抜きをとってあるメイク。
眉毛はフォーマルなイメージ、黒×赤リップで強い女性らしいメイク。ブラウンシャドウとマスカラでしっかり目元の印象をつけています。
メイク【pinkmake】
ピンクの衣装に合わせたピンクのリップ。眉毛はやや平行気味で全体的にソフトで柔らかい雰囲気です。
メイク【sexymake】
全体的にピンクブラウンのカラーを使ったメイク。アイシャドウやチークはほかのシーンよりも濃くハッキリとうつっているセクシーなメイクです。
皆さんも注目してみて◎
時代背景やストーリー、人物自身の性格など、ヘアメイクやファッションを通じて読み取ることができます。皆さんもぜひ注目しながら作品を見てみてください◎