時代背景やストーリー、人物自身の性格など、さまざまな意図が込められ作られている映画ヘアメイク。本記事では、不朽の名作「タイタニック」のファッション、ヘアメイクを分析していきます。
主な登場人物とファッション・ヘアメイクの特徴
○ローズ・デウィット・ブケイター(ケイト・ウィンスレット)
○ジャック・ドーソン(レオナルド・ディカプリオ)
○モリー・ブラウン(キャシー・ベイツ)
○ルース・デウィット・ブケイター(フランシス・フィッシャー)
⚪︎ファッションの特徴⚪︎
イヴニングドレスやデイドレスといったハイウェストのロングドレスが上流階級の女性の間では多くみられています。
コルセットを着用していた時代からコルセットなしのファッションスタイルに変化したものです。
さらにお花盛り盛りの帽子も特徴的です。
男性は厚手のウールPコートや、上流階級の方はスーツスタイル、ジャックのような三等階級の人々はブラウンズビーチベストという漁師のワークアイテムファッションが主流でした。
⚪︎ヘアスタイルの特徴⚪︎
女性はマーセルウェーブといった波打ちのヘアスタイルが流行でした。
男性はピタッとした七三分け、またはオールバックのスタイルでした。
⚪︎メイクの特徴⚪︎
この時代のメイクはナチュラルなメイクが基本でした。しかし上流階級の人やローズも上流階級での集まりなどの時はリップ、アイブロウなどしっかりかかれており、個人的には凛々しさを感じました。
皆さんも注目してみて◎
時代によってファッション・ヘア・メイクの流行が変わるのは、見ていて楽しいですよね。映画などを見る際は、ぜひ、ファッションやヘアメイクにも注目しながら鑑賞してみてください!