目的に合わせてお茶を飲もう!お茶の種類と効能

糖質の高いジュースは体に良くないと知っているけど、味のしない水は好きじゃない…という方。日々の生活にお茶を取り入れてみませんか?たくさん種類のあるお茶ですが、それぞれ体にいい成分と効能が異なります。ほしい効果や目的に合せてお茶を選びましょう。

お茶の種類はどういう違い?

緑茶や烏龍茶、紅茶など、お茶には様々な種類がありますが、どれも同じ茶の樹からできています。違いが生まれるのは、乾燥・発酵させるときの発酵の度合いが異なるからです。「ティー」と名のつくものでハーブティーに分類されるものもありますが、体に嬉しい効能があるので、どちらもおすすめです。

お茶の種類と効能

お茶にはたくさん種類がありますが、それぞれ効能が異なります。ほしい効果に合わせて選べるように、くわしくご紹介します。

緑茶|風邪予防

緑茶は、お茶の中でも渋みが強いイメージがありませんか?それは、ポリフェノールの1種である「カテキン」が含まれているから。「カテキン」は抗菌作用があるので、インフルエンザ予防や虫歯予防などの効果があります。また、カフェインも含まれているため、脳を刺激し眠気を覚ます効果もあります。

烏龍茶|脂肪吸収抑制

烏龍茶には緑茶にも含まれるカテキンの他に、烏龍茶ポリフェノールが含まれます。烏龍茶ポリフェノールは、食品中の脂肪を分解・吸収する酵素のはたらきを抑えてくれるため、はたらきを受けなかった脂肪は、吸収されることなくそのまま腸を通り排泄されます。烏龍茶に含まれるカテキンは、血中のコレステロールの増加を抑制する効果もあり、生活習慣病の防止・改善にも効果的です。食事中に飲むことをおすすめします。

プーアル茶|ダイエットに効果的

プーアル茶には「重合型カテキン」が含まれており、脂肪や糖の吸収を抑えて対外に排出する作用があります。また「リパーゼ酵素」を活発に分泌させることから、体内に溜まった中性脂肪の燃焼を促進してくれます。食べ過ぎや飲み過ぎによって増える血中の悪玉コレステロールの値を下げることから、ダイエット効果が期待できます。

麦茶|熱中症予防

夏になると麦茶をよく勧められますが、それは、麦茶の原料である大麦に体を冷やす作用があるから。熱中症対策として効果的です。また、ノンカフェインなので胃腸にも優しいお茶です。利尿作用があるミネラルが豊富に含まれており、体内の老廃物を排出してくれるので、むくみ防止にも繋がります。

ルイボスティー|デトックス・アンチエイジング効果

ルイボスティーはハーブティーに分類されるお茶です。「不老長寿のお茶」と称され、ミネラルを豊富に含みます。ミネラルには腸内に水分を溜める作用があり、便秘解消に効果的です。悪玉菌や毒素が体外に排出されることで、美肌にも繋がります。また、体の免疫力を低下させる「活性酸素」の増加を抑える酵素が多く含まれているので、細胞の新陳代謝が活発になり、アンチエイジングも期待できます。

カモミールティー|就寝前のリラックス効果

カモミールティーも、ハーブティーに分類されるお茶です。カモミールには神経や気持ちを落ち着かせるリラックス作用があり、睡眠導入効果が期待できます。なかなか寝付けない夜や、疲労が溜まった日の就寝前などにおすすめです。また、抗炎症作用のある「アズレン」が含まれており、口内炎や胃腸炎なども予防してくれます。疲れている時に飲んでみてください。

お茶で健康的な毎日に

お茶の種類と効果をご紹介しました。好きな味のお茶を飲むことも良いですが、欲しい効果に合わせて、毎回選んでみるのもおもしろいですよ♪ぜひ、日常にお茶を取り入れてみてください。


izumi

投稿者の過去記事

ATELIER CARINOの編集長をやっています!最先端の美容情報やオススメの商品など、読みやすくわかりやすい記事で皆さんにお届けします!

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